妹の旦那と酒を飲む機会があって、その時に「不倫しているんですよ」と愚痴をこぼされた。誠実な彼には悪いのだが、ああそうだろうなと思った。
妹は学生時代から男癖が悪いのだ。カレシを紹介されたのは1度や2度ではなく、いずれも1か月持たずに別れたりしている。極度の男性依存症であり且つ飽きっぽいと言う厄介な女なのだ。だから、妹が結婚する!と彼を連れてきた時は驚いたものだ。同時に先行き不安な未来しか見えなかった。だから「やっぱりか」としか思えなかった。
彼によると、共用している自宅のパソコンの閲覧履歴に不倫の出会いサイトがあったそうで、問い詰めると「他の男と遊んで何が悪い?あんたも他の女と遊べばいいじゃない」と開き直られたそうだ。確かに、妹は昔から都合が悪いことがあると急に切れ出すのでなだめるように言葉を選ばないと会話が成立しないことが多々あった。
不倫 出会い
しかしまあ、不倫の出会いとは尋常ではない。ないものねだりをする妹だ。隣の芝生は青く見えるのだろう。独身の男性よりも妻子ある男性の方が魅力に映るに違いない。どちらにせよ、褒められたことではない。
ただ、僕は「放っておけ」と言うしかなかった。今は何を言っても神経を逆なでするだ。妹に離婚する意志がないのならば不倫の出会いも単なる遊びであり、飽きっぽい妹のことだ、その内に彼の元へ戻ってくるだろう。僕のアドバイスに彼は項垂れながら頷いた。かわいそうではあるが、僕の妹と言う女性の本質を見極められずに結婚した彼にとっては自業自得とも言える成り行きである。
彼が帰ったことを確認したかのように、やってきたのは妹だった。「どうだった?」と聞いてくる妹に、僕は、飽きっぽい彼のことだ、その内にお前の元へ戻ってくるだろう、と答えた。
僕は彼と同時に、妹からも「彼が不倫しているみたい」と相談を受けたのだ。そこでかわいい妹のために彼から真意を聞き出すために飲みに誘ったのだ。その結果がこうである。案外と似たもの夫婦で長続きするかもしれない。
セックスしたい
オフパコしたい